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WiiFitのバランスボードをパソコンにつないでみた ( 2007.12.14 )

概要

  • バランスWiiボードをBluetooth接続でWindowsPCに接続してデータを読み込んでみた.
  • 研究用に重心動揺計として使ったり,重心入力インタフェースとして遊んだりするのに便利.体重管理のために記録ソフトを作ってもよいかも.なんせ安いのが良い.意外と精度も良いです.

サンプルプログラム

  • WiiBoard to PC ver.1.1 (2007.12.14) - とりあえず4つのセンサの値を取り出して体重計的なものを.
  • WiiBoard to PC ver.2.0 (2008.5.11) - Visual Studio 2005用.
  • PCへの認識はWiiリモコンと同様.バランスボード背面の電池ボックスの蓋を開けると,赤い小さなボタンがあるので,ボタンを押して待機状態にしてからBlootooth Managerで接続.
  • 接続状態になってからサンプルプログラムを起動すると,センサの生データと総重量が出ます
  • Powerボタンを押すとゼロ点調整.体重計と同じ雰囲気で.
  • このソフトは,kako氏のサンプルソフトのソースを改変させていただいて作りました.

技術情報

  • バランスWiiボートは,4箇所の足のところに圧力センサが付いている.裏から見ると足の部分が多少動くようになっているのが分かる.
  • リポートID 0x34でバランスボードのデータが取れる.Report_0x12(0x00,0x34) で出力リポートタイプをセット・
  • すると,0x34 button1 button2 data1-1 data1-2 data2-1 data2-2 data3-1 data3-2 data4-1 data4-2 の配列でデータが取れる.
  • data1-1は右前センサの上位8ビット,data1-2は右前センサの下位8ビット,data2-xは右後センサ,data3-xは左前センサ,data4-xは左後センサのデータが入っている.
  • 全てのセンサはおそらくほぼ同じ特性で,約10g の加重に対して出力値が 1 変化する.
  • ただし,オフセットは各センサでばらばらなので(おそらく取り付け誤差やボードの自重の影響),Powerボタンを押したときにオフセット値を記録してゼロ点調整するようにするとよさそう.
  • Powerボタンはbutton2の下から4ビット目が,押すと1/離すと0になる.
  • 0x34のPayload Sizeは21なので,もう少しデータがあるかも.→各センサのキャリブレーションデータ在り.

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